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東京都葛飾区の害虫駆除事例 – トコジラミ編

               

               

殺虫剤に耐性を持つトコジラミは、DIYでは駆除が非常に難しい厄介な害虫です。しかも、まだまだ知名度が高くないため、被害に遭っているのに虫刺されと勘違いして放置してしまうケースが少なくありません。

被害に気づいたら、可能な限り早く、専門知識を持った業者に依頼することをお勧めします。

プロテクトオールでは、原因を丁寧に分析し、再発リスクを最小限に留める駆除を実施しています。今回は、東京都葛飾区のマンションで手掛けた施工事例を紹介します。本案件でも、依頼主様は被害に気づかず、複数の部屋に被害が拡大してしまっていました。油断できないトコジラミの繁殖力の強さを、ぜひ知ってください。

東京都葛飾区におけるトコジラミの駆除事例

エリア 葛飾区
害虫種別 トコジラミ
被害状況 マンション(3LDK) 内にて推定2ヶ月前後の被害
相談内容 1週間前から虫刺されやトコジラミを見るようになり、駆除を依頼頂きました。
駆除方法 全部屋(共用部なども含む)へ、虫に対して刺激のない薬剤を専用の機材でコーティング。薬剤に触れて3日前後で老化・死に至る特性の薬剤(不要な刺激を与えて隠れたり拡散する要因を作らない、吸血しないという個体がいないので勝手に全滅)。
駆除に掛かった期間 推奨させて頂いている2回施工+1ヶ月保証のうち、1回目施工後から痒みで目が覚めるなどの状況がなくなり、見かける数・刺される数が激減。2回目施工時以降も減り続け保証期間中に被害が無くなりました。

施工したスタッフからのコメント

お客様の認識では1週間程度の被害予想でしたが、実際に調査したところ確認された痕跡・トコジラミの量から2ヶ月前後の被害であると推定される被害状況でした。

アレルギー反応次第では吸血された箇所=刺され跡の数とならないケースも多くあります。それでも2ヶ月程度でご依頼いただけたことは駆除の難航に繋がらず幸いだったと思います。

虫刺されがサインとは限らない?

トコジラミは、茶褐色のカメムシのような見た目をした昆虫です。光を嫌うため、日が差していたり電灯がついていたりする環境下では、まず外に出てきません。夜間に血を吸い、人が目覚める前に隠れ家に戻ります。

小さく平たい体を生かしてわずかな隙間にも潜り込むため、事前に被害を察知できるケースは稀。心当たりのない虫刺されや、血糞(けっぷん)と呼ばれる独特の黒い糞、抜け殻などの痕跡によって初めて被害を疑うケースが多いです。

ただ厄介なのが、トコジラミに血を吸われたからといって、全員に同じ症状が出るわけではないということです。

大抵の場合は強い痒みが出ますが、これは吸血時に注入されるトコジラミの体液がアレルゲンとなって、アレルギー反応を引き起こすためです。アレルギー反応は、初回の吸血で作られた抗体が、2回目以降に過剰に反応することで引き起こされます。ただ血を吸われ続けると、最終的にはほとんど痒みを感じない状態に落ち着きます(老人が蚊に刺されてもほとんど腫れないのは、これが理由です)。

早いうちに被害を察知しないと、延々血を吸われ続けるばかりか、他の部屋や隣家にまで被害が及んでしまうリスクがあるわけです。

トコジラミの被害を見極めるには

トコジラミは、人が活動中にはほとんど姿を見せません。ただ注意深く確認すれば、繁殖を疑う痕跡は発見できるでしょう。

就寝しているベッドや布団の周囲、室内の隙間に、インクを垂らしたようなシミやカメムシのような抜け殻がないか確かめてみてください。

引用元:リーフレット:トコジラミに注意!持ち込まない!増やさない!(PDF:4,833KB)

トコジラミは、カバンや靴などのちょっとした隙間にも潜り込みます。カーテンのヒダなど、まさかと思うような場所に潜んでいることもあります。

少しでも心当たりがあったら、早め早めに部屋中を確認されることをおすすめします。

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