横浜市戸塚区の害虫駆除事例 – トコジラミ編
プロテクトオールは、横浜市に本社を置く害虫駆除業者です。今回は、横浜市戸塚区で手掛けた、トコジラミの駆除事例をご紹介します。
横浜市戸塚区におけるトコジラミの駆除事例
エリア | 横浜市戸塚区 |
---|---|
害虫種別 | トコジラミ |
被害状況 | 戸建て (4LDK) |
相談内容 | 息子さんが原因不明の痒みに1ヶ月ほど悩まされたことから、痒みの原因と思われる害虫の調査・駆除をご相談いただきました。現地調査にお伺いしたところ、息子さんの部屋だけでなく、リビングやご両親の寝室にもトコジラミを確認。体質的に、トコジラミに刺された際にアレルギー反応が出る(痒みを感じる)のは息子さんだけでしたが、家族全員が被害に遭っているようでした。 |
駆除方法 | 共用部なども含むすべての部屋を、虫に対して刺激のない薬剤を専用の機材でコーティングしました。刺激のない薬剤を使うのは、拡散を防ぐためです。刺激がないだけで殺虫作用は高く、トコジラミが薬剤に触れると3日前後で老化・死に至ります。 |
駆除に掛かった期間 | およそ1ヶ月 |
施工したスタッフからのコメント
1ヶ月ほど痒みに悩まされたとのことでしたが、実際にはそれよりも長い、2〜3ヶ月程度の被害状況でした。トコジラミは室温・湿度などの条件によって、繁殖スピードがより早くなる場合があります。また部屋に物が多いと、隠れ場所が豊富なぶん発見が遅れ、繁殖を許してしまいます。
万が一のときに被害の拡大を防ぐためにも、普段からなるべく物を少なくし、整理整頓しておくことは非常に大切です。
ちなみに、トコジラミの発生に清潔・不潔は関係ありません。外から持ち込んでしまうケースが大半ですので、出張や旅行で外泊した後などは特に注意して、荷物や衣類にトコジラミが隠れていないかを確認しましょう。
トコジラミはどこに隠れるか
トコジラミは、家の中の隙間という隙間に隠れることができます。代表的な箇所は以下の通りです。
- 絵画や掛け軸、カレンダーなどの裏
- 柱や壁のひび割れや接合部
- 畳やカーペットの裏・隙間
- 家具の隙間
- マットレスの縫い目、隙間
- カーテンの折り目
- 本棚の隙間、書籍の間
- ベッドの下
- 布団・枕
- コンセントの中
- テレビの中
トコジラミは狭く暗い場所を好み、昼間は隠れ場所から出てきません。もし探す際は、黒い斑点のような糞や抜け殻といった、トコジラミが残す痕跡を辿ると良いでしょう。
引用元:リーフレット:トコジラミに注意!持ち込まない!増やさない!(PDF:4,833KB)
そもそもトコジラミはどこから持ち込まれるか?
前述の通り、トコジラミは外から持ち込まれます。海外旅行者が増えた2010年代以降、トコジラミ被害に遭う宿泊施設が増加しました。
そうした宿泊施設から宿泊客の住宅へ、またさらに別の宿泊施設へ、次々と被害が拡大している状況があります。
トコジラミは大きさ5〜8ミリ程度と小さく、体も平たいため、予想もしない場所に潜り込みます。カバンの中といった単純な隠れ場所に限らず、革靴のわずかな隙間や衣類のひだなど、意識しないと通常は目を向けないような場所に潜んでいる可能性が。
外泊して帰宅する際は、こうした可能性を念頭に置き、片付ける前に丁寧に荷物を改めることが大切です。
また外泊以外では、海外から輸入した荷物に隠れているケースなどが考えられます。トコジラミは空腹や寒さに強く、休眠状態であれば平気で冬を越すこともできます。
海外からの荷物を受け取る際にも、重々気をつけることが大切です。
もしトコジラミを見つけたら
もしトコジラミを見つけたら、可能な限り早く保健所の窓口や業者に相談することが大切です。
トコジラミの多くは市販の殺虫剤に対して耐性を持っているため、自力で駆除しようとして下手に刺激をすると被害を拡大することになりかねません。ノミやダニ、ゴキブリといった他の害虫と同じ感覚では、根絶できないのです。
宿泊施設や温泉施設などの場合、風評被害が懸念されるかもしれませんが、放置していると被害は広がる一方です。
横浜市では、区ごとに専門の窓口を設けています。例えば戸塚区の福祉保健センター生活衛生課環境衛生関係相談窓口であれば、以下が相談先となります。
- 所在地:〒244-0003 横浜市戸塚区戸塚町16番地の17
- 電話番号:045-866-8476
引用元:各種相談窓口 横浜市
もちろん業者に直接相談しても良いですが、第三者的な立場から助言が欲しい場合は、こうした公的な機関を頼るのも一つの方法でしょう。
いずれにせよ、可能な限り早く行動を起こすことが大切です。