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意外に難しい?ダニ退治の種類と方法

               

               

衛生環境が整い、昔ほどダニの被害は多くなくなりました。とはいえ、完全に姿を見せなくなったわけではありません。

ダニ自体は身近にいて、条件が整うと意外なほどあっさりと増殖して人を悩ませます。

このページでは、万が一ダニが大発生してしまった場合に備えて押さえておきたい、ダニ退治の基本知識をまとめています。

自分でできる主なダニ退治の種類

屋内で人を刺すダニは、イエダニとツメダニです。イエダニは吸血性で、ネズミを宿主として生活します。

一方のツメダニは、乾燥食物に多く湧くコナダニやチャタテムシを餌とするダニで、餌となる虫の増殖に伴って数を増やします。

種類によって必要な対策も微妙に変わるのですが、基本的には以下のような方法で退治することが多いです。

殺虫剤を直接噴霧する

もっとも効果的なダニ退治の方法は、殺虫剤を直接噴霧することです。

ただ、屋内にいるダニは通常、1ミリもありません。初めからいるとわかっていて注視しない限り、目で見て探すのは困難です。刺された場所や黒い糞などの痕跡を手掛かりにする手もありますが、即効性のスプレー薬剤(エアゾル)は健康面への懸念があるため、広範囲に散布するのはおすすめできません。

スプレー剤は、確実にダニの居場所や行動範囲を特定できている場合にのみピンポイントで使い、基本的には後述する燻煙剤での退治を考えると良いでしょう。

煙霧剤・燻煙剤(くんえんざい)を使う

煙霧剤、あるいは燻煙剤は、殺虫成分を含んだ煙や霧を放出し、密閉空間に充満させることでダニやゴキブリといった害虫を駆除する薬剤です。

家電や家具を移動したり、火災報知器がある場合はならないように細工したり、実行までに手間が掛かりますが、その分、広範囲に殺虫成分を行き渡らせることができます。

宿主を寄せ付けないようにする

屋根裏や庭先などでネズミを見かける、といった経緯がある場合は、注意が必要です。

なぜなら、屋内で吸血被害の多いイエダニやその類似種は、ネズミや鳥に寄生するからです。

ただ、ダニ対策のためにその宿主を捕獲したり、駆除したりするのは、おすすめできません。種別によって、鳥獣保護法に抵触してしまう恐れがあります。

専門資格を持つ業者に防除を依頼するか、忌避剤などを使って、宿主を寄せ付けないようにする対策を考えましょう。

布団をクリーニングに出す

洗濯機で洗っても、ダニを一掃することはできません。洗濯機の水流では、全個体を完全に洗い流すことはできませんし、ダニは無酸素でもある程度生きられるからです。

布団に巣食ったダニを退治するなら、クリーニングに出すか、乾燥機などを使って、低くとも60度以上の熱に30分以上晒す必要があります(温度は高いほど、時間は長いほど効果も高まります)。

また、ダニの巣が布団以外にある可能性も考えられます。完全な駆除を考えるなら、他にもダニがいないか、丁寧に室内をチェックしましょう。

布団を日光に当てる

よくあるダニ退治の方法として、布団を日光に当てる、というものが挙げられます。

確かにダニは日光を苦手としていますが、布団の反対側に移動すれば逃げられます。こまめな天日干しはダニ予防には効果的ですが、駆除の役に立つかというと微妙なところ。

補助的な方法として考えることをおすすめします。

部屋の清掃をこまめに行う

ダニの発生条件はカビとよく似ていて、湿度が高く、風通しが悪く、光が当たらない場所を好みます。そのため、例えば部屋の清掃をこまめに行う、床の露出面積をできるだけ増やす、といった小さな工夫でも、ダニが住み着きづらい環境を作ることができます。

どう退治するかではなくどう予防するかが大切

市販の燻蒸剤を使えば、ある程度はダニを駆除することが可能です。ただダニは、壁・天井・床・物の隙間など、あらゆる場所に隠れることができ、またほぼ毎日卵を産んで増殖するため、一度大発生するとそうした薬剤を使っても完全な駆除は難しくなります。

そのため、ダニをそもそも発生させない、という考えを持つことが重要です。

例えば必要以上に荷物を床置きしない、段ボールなどを部屋に置きっぱなしにしない、室温25度以下・湿度60%以下を心がける、など、工夫をすれば、ダニの発生を未然に防ぐことができます。

もし被害の規模が大きい、自力で駆除しようとしてぶり返した、というような場合は、害虫駆除の専門家を頼ると良いでしょう。

相談先としてまず挙げられるのは、自治体の保健所です。駆除まで行ってもらえるかどうかはケースバイケースですが、少なくとも何をすべきか、という指針は得られるはずです。

また、一刻も早く駆除したいようであれば、専門業者へ依頼するという方法もあります。最近はメールはもちろん、LINEでも気軽に相談できますから、もし不安なことがあればまず問い合わせてみてください。

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