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注意しないとぶり返す!ダニの卵を駆除する効果的な方法

               

               

家の中で発生するダニの多くは、チリダニと呼ばれる人を刺さない種類のもの。ただ、フンや死骸が乾燥して舞い散り、アレルギー発作を引き起こしたり、数が増えすぎて人を刺すツメダニの繁殖を招いたり、少なからぬ害を人に与えます。

ただ、ほとんど目に見えないため、殺虫剤を撒いても駆除できたのかできていないのか判断しづらいのが難点。また卵の状態では薬剤が効きにくく、二度、三度と再発するケースも見られます。

本ページでは、家の中からダニを根絶するために押さえておきたい、卵を含めた駆除のコツを紹介します。

ダニの卵は殺虫剤では駆除できない?

殺虫剤は、主に成虫を駆除するためのものです。卵には、その効果は十分に発揮されません。

たとえば、国内における殺虫剤の代表格とも言えるアースレッドシリーズの公式サイトには、以下のような情報が掲載されています。

卵は丈夫にできており、薬剤はその内部にまで届きません。特にゴキブリの場合、卵が卵鞘という硬い殻に覆われているので、さらに薬剤は内部まで届きません。そこで本製品を一度処理をしたのち卵が孵化(ふか)して幼虫が出てきたころに再度処理するのが効果的です。

引用元:何回かくり返して使うほうが効果的なのですか?どれくらいの…

ダニの場合は、1〜2週間間隔を空けて使用したり、ダニアースなど、ほかの殺虫剤を組み合わせて使うことが推奨されています。

単発で終わらせるのは、予防目的のときに限るのが無難でしょう。たとえばダニが出やすい5〜10月は一ヶ月に一度、それ以外は二ヶ月に一度、というような具合です。

自分で駆除する場合に押さえておきたいこと

自力でのダニの駆除を考えたとき、まず候補に上がるのは殺虫剤でしょう。

ただ殺虫剤は、一度では卵まで駆除できません。成虫になるのを待って、様子を見ながら段階的に処理していくことが大切です。ちなみに、ダニに限らず害虫の卵は人目に見えない(見えても見えづらい)ため、プロの駆除業者であっても、こうした長期目線でのフォローは少なからず必要です。

そのことを念頭に置きながら、さらにもう一つ気を付けなければならないことがあります。

それは、生きたダニの駆除と、フンや死骸の除去を二段階で行うという点です。

掃除機では生きているダニを吸えない

ダニによるアレルギーを軽減する手段として、布団などの寝具類を掃除機で吸う、というものがあります。

実際、日本アレルギー学会が発表しているダニアレルギーにおけるアレルゲン免疫療法の手引きにも以下のような記述があり、一定の効果があることは間違いありません。

③床や畳の掃除機かけは、1回20秒/m2の時間をかけて毎日行うことが望ましい。
④寝具の管理は重要であり、寝具への掃除機かけは、20秒/m2の時間をかけて週1回以上行う。シーツや寝具はこまめに交換や洗濯することが望ましい。

引用元:ダニアレルギーにおけるアレルゲン免疫療法の手引き

ただこれは、フンや死骸を取り除くのに有用な手段です。生きているダニは、掃除機で吸おうとしても、大半が繊維にしがみ付いて耐えてしまいます。

生きているダニは殺虫剤やスチームアイロンで、死骸やフンは掃除機で、というように、二段階の対策が重要ということは、知っておきましょう。

また、ダニと同じように、主に人の寝室で人を刺し、激しい痒みを引き起こすトコジラミという害虫がいます。トコジラミは殺虫剤に耐性を持っている個体が多く、高い効果が見込めません。

殺虫剤だけで対処しようとして、長期間被害に遭い続けていたというケースも少なからず見られます。

もし殺虫剤を使っても効果が認められないときは、迷わず専門家に相談することが大切です。

再発を予防するためにすべきこと

ダニに限らず、害虫駆除で大切なことは侵入を許さないこと。また、仮に侵入されても、繁殖しづらい環境を整えておくことです。

先に触れた定期的に殺虫剤を撒く、という方法はその代表的なものです。

ほかにも、以下のような予防方法が考えられます。

  • こまめに掃除を行い、餌を減らす
  • こまめに換気を行い、空気を乾燥させる
  • 寝具類は天日干しをし、湿気が籠らないようにする
  • 隠れ家になりそうな物や隙間を減らし、隠れ場所をなくす

一度にすべての箇所を対策するのは難しいかもしれませんが、一箇所ずつでも毎日続けていれば、ダニの住みづらい環境を整えることは十分に可能です。

ダニによる不快な症状を防ぐためにも、ぜひ日頃の家事にこうした対策を取り入れてみてください。

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