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トコジラミは壁にも隠れる?見つけ方とその対処法について

               

               

トコジラミは、一昔前は知る人ぞ知る害虫でした。

しかし昨今、一般住宅でも被害に遭うケースが増え、グロテスクとも言える繁殖力や駆除の難しさ、刺された時の不快な症状などにより、その悪名は一般にも知られるようになりつつあります。

トコジラミは、市販されている殺虫剤のほとんどに含まれるピレスロイド系の殺虫成分に対して、遺伝的な耐性を獲得しています。すべての個体に当てはまることではありませんが、大半の個体には殺虫剤が効きにくい傾向があります。

それだけでも十分厄介ですが、体が小さく平たいため、ありとあらゆる場所に隠れることが可能。

自宅に持ち込んだことにも、室内で繁殖していることにも気づけず、長期間にわたり血を吸われ続けている事例も見られます。

壁の隙間でも繁殖するトコジラミの怖さ

トコジラミは、カメムシに似た体を持つ5ミリ前後の昆虫です。

十分目視できる大きさですが、隠れるのがうまく、目的意識を持って探さない限り見つけるのは至難。光を嫌い、暗闇で活動することから、寝室内で繁殖されていても気づかないことがあります。

トコジラミが隠れるのは、主に以下のような場所です。

  • 壁の隙間
  • 柱や壁のひび割れや接合部
  • 絵画や掛け軸、カレンダーなどの裏
  • 畳やカーペットの裏・隙間
  • 家具の隙間
  • マットレスの縫い目、隙間
  • カーテンの折り目
  • 本棚の隙間、書籍の間
  • ベッドの下
  • 布団・枕
  • コンセントの中
  • テレビの中

普段、当たり前に目にしている壁の隙間やカーテンの折り目の中にトコジラミが隠れている、というのは、想像しづらいかもしれません。

しかしこれらは、事例を元にした情報です。家具と壁とのちょっとした隙間、壁紙のわずかな膨らみの中など、まさかと思う場所にトコジラミは隠れます。

引用元:リーフレット:トコジラミに注意!持ち込まない!増やさない!(PDF:4,833KB)

少しでも被害が疑われる痕跡を見つけたら、可能な限り早く自治体の保健所や害虫駆除業者に相談されることをおすすめします。

トコジラミの被害が疑われる兆候

トコジラミは目視できる大きさの昆虫ですが、光を嫌うため、動いている個体を目で見て確認することは難しいです。

また吸血被害に遭っているとしても、それは就寝中のことです。相応の知識を持っていない限り、噛み跡だけでトコジラミだと特定するのはやはり難しいでしょう。

ただ、まったく痕跡を残していないかというとそういうわけでもありません。多くの場合、以下のような兆候が見られます。

  • 寝具周辺や床、壁紙などに、インクを垂らしたような小さいシミがある
  • 寝室(あるいは隣室や廊下)に小さな昆虫の抜け殻が落ちている
  • 同居人が、肌の露出部位に痒みを訴えている
  • シーツに血の痕がある

もちろん、こうした形跡があるからといって100%トコジラミの被害に遭っているとは限りません。ただ、警戒すべき兆候であることは確かです。思い当たる節があるなら、放置せず、早めに対策を検討されてみてください。

トコジラミを放置するとどうなるか

トコジラミによる主な被害は、刺された箇所の強い痒みです。現在のところ、重篤な感染症を引き起こす事例は確認されていません。

ただ、見た目がグロテスクな上、不快感で不眠症になってしまう人もおり、放置するのはおすすめできません。

また繁殖力が非常に高く、身の回りに被害が拡大してしまうリスクも考える必要があります。海外では、トコジラミにより風評被害を受けた宿泊業者が、数億円単位の訴訟を起こしたケースもあるほどです。

トコジラミは暑さ寒さに強く、飢えても仮死状態で年単位を生き抜く害虫です。放置していて被害が縮小することは、ゼロではないにせよ考えづらいことです。

また、自力で対策をしようにも、殺虫剤に耐性を持っている個体がほとんどのため、専門知識がなければ太刀打ちできません。

最大の対策は、予防を徹底すること。万が一繁殖を許してしまったら、可能な限り早期に、業者に対処してもらうのがベストの選択肢です。

繰り返しになりますが、心当たりが少しでもあれば、まず専門家に相談されることをおすすめします。

トコジラミ対策について、詳しくは以下のページをご覧ください。
トコジラミの駆除・対策

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