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韓国で起こっているビンデミックとは?トコジラミの大発生が社会問題に

新型コロナウイルス感染症の流行により、、これまであまり耳にしたことのない言葉がニュースなどで聞かれるようになりました。たとえば、集団感染を意味する「クラスター」、患者の爆発的な急増を意味する「オーバーシュート」、都市封鎖を意味する「ロックダウン」。大規模な流行を意味する「パンデミック」もそのうちの一つです。

韓国ではこの「パンデミック」と「ビンデ」という言葉を掛け合わせた、「ビンデミック」という新たな言葉が生まれています。

ビンデミックの由来とは

韓国語で「ビンデ」は、日本語でいう「トコジラミ」または「ナンキンムシ」と同じ意味を持つ言葉です。

一方「パンデミック」とは、疾患が非常に広範囲にわたる地域、複数の国や大陸にわたって広がり、多くの人々に影響を与える状態を指します。この用語は通常、感染症について使用され、特定の病気が世界的な規模で急速に拡散する状況を示すときに使われます。

たとえば新型コロナウイルス(COVID-19)の流行は、世界保健機関(WHO)によって2020年3月にパンデミックと宣言されました。これは、新型コロナウイルスが世界中の多くの国に広がり、全世界的な公衆衛生上の危機を引き起こしていることを意味します。

パンデミックは、地理的な範囲と影響の大きさによって、より局所的な「エピデミック(流行病)」と区別されます。エピデミックは特定のコミュニティ、地域、または国に限定されることが多いのに対し、パンデミックはそれよりもはるかに広い範囲に広がります。

新型コロナウイルスの終息後、海外の往来が増えてきことで韓国ではトコジラミの被害が増加。まさにパンデミックといえる状態であることから、「ビンデミック」という造語がメディアで報じられるようになりました。

韓国はトコジラミ清浄国?

現在韓国ではトコジラミの多くの被害が報告されていますが、実は1960年代以降、韓国は「トコジラミ清浄国」であるとされていました。その背景には、DDTと呼ばれる殺虫剤があります。

DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)は、かつて広く使用されていた合成殺虫剤の一つです。トコジラミを含むさまざまな害虫の駆除に役立ちましたが、環境や健康への被害が懸念され、多くの国でDDTの使用は禁止または厳しく制限されています。

一時はこのDDTのおかげでトコジラミを一掃できていましたが、新型コロナウイルスの収束に伴い韓国を訪れた旅行客が持ち込むことで、トコジラミの被害が増えているのです。

スーパートコジラミの出現

現在、韓国やフランスをはじめとして世界で猛威をふるうトコジラミは、日本でも急増しています。実はトコジラミは、市販の殺虫剤では効果が期待できません。というのも、ここ数十年の間に耐性ができて殺虫剤が効かない「スーパートコジラミ」が現れているためです。

刺されると強いかゆみや腫れなどの症状が現れ、眠ることができず体調を崩してしまう人もいます。その上繁殖力がとても高く、放っておくと家中に被害が広がってしまう恐れがあるため、早めの対策が必要です。

トコジラミの駆除は害虫業者へ

前述のように、トコジラミの被害はとても恐ろしいものです。トコジラミは、暗く狭い場所を好むため、家具の隙間やマットレス、カーペットの下など普段は人目につかない場所に潜んでいます。

一度家に住み着いてしまったトコジラミは、ダニやノミなどと同じように、掃除機や洗濯、熱処理などで駆除しようと思ってもなかなか根絶させるのは難しいものです。

もし自宅などでトコジラミを見つけたら、すぐに害虫駆除業者に相談しましょう。専門的な知識と技術を持った業者であれば、駆除はもちろん、発生場所や原因も的確に突き止めることができるため安心です。

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