茨城県のトコジラミ駆除・対策

茨城県のトコジラミ被害状況

トコジラミの相談件数は、全国的に増加しています。主な原因は、海外からの訪日観光客の増加や、日本人の出国者増加に伴う帰国者の増加です。海外で荷物などに付着したトコジラミが、日本に持ち込まれ、日本で繁殖しているのです。
茨城県でもトコジラミは確認されていますが、保健所などへの具体的な相談件数は公表されていません。
2020年頃からコロナウィルス感染症の蔓延により、一時は国外への移動が制限されていましたが、2022年頃から規制が緩和され、自由に海外を行き来できる世の中に戻りつつあります。
茨城県においても、海外からの観光客増加によって今後トコジラミの相談件数が増えていく可能性があります。

茨城県の外国人観光客の推移

外国人観光客の推移から、茨城県におけるトコジラミの増加リスクを考察します。
2007年から2019年までの間は、概ね右肩上がりに推移し、2019年には初めて35万人を超えました。しかし、2020年には新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に減少しました。2021年と2022年には徐々に回復傾向にあり、2023年には2019年比では23.0%減まで回復しました。

茨城県は、つくば市や鹿島神宮、水戸城など、外国人観光客に人気の観光地を多く擁しています。
また、近年は外国人観光客向けの観光案内やイベントも充実しており、外国人観光客の誘致に積極的に取り組んでいます。
今後、茨城県の外国人延べ宿泊者数は、新型コロナウイルス感染症の収束に伴い、再び増加していくことが予想されます。

茨城県で特にトコジラミに注意すべきエリア

前述の通り、茨城県では保健所などへのトコジラミの相談件数を公表していませんが、訪日外国人の多さからトコジラミのリスクが高いエリアを推察することができます。

茨城県統計年鑑によると、2022年の外国人宿泊者数（延べ数）は以下のとおりです。

• 水戸市: 約1万人
• つくば市: 約0.8万人
• ひたちなか市: 約0.5万人
• 鹿嶋市: 約0.4万人
• 笠間市: 約0.3万人

水戸市は、茨城県の県庁所在地であり、水戸城や偕楽園などの歴史・文化的観光スポットがあります。また、つくば市は、科学技術都市として知られ、筑波宇宙センターやJAXAなどの施設があります。
その他、国営ひたち海浜公園で有名なひたちなか市や鹿島神宮がある鹿嶋市などが、外国人観光客から人気のエリアといえます。
魅力的な観光地である分、トコジラミの持ち込みリスクも高いと考えられます。

茨城県の気候条件から推察するトコジラミのリスク

トコジラミは15度以上あれば繁殖可能と言われていますが、活動しやすいのは気温25度・湿度60％以上の環境です。
茨城県におけるトコジラミの活動のしやすさを考察するため、茨城県の気候条件を調査しました。

茨城県は太平洋側気候であり、温暖かつ降水量が多い特徴があります。内陸部は平野部に比べて気温が低い傾向にありますが、近年は温暖化の影響で、平均気温が上昇し、降水量が多くなっています。
特に気温が上がる7月頃から9月にかけて、トコジラミが活発に繁殖する気候条件が揃いやすい時期といえます。

茨城県のトコジラミ駆除料金について

茨城県のトコジラミ駆除料金の平均は下記の通りです。

トコジラミ駆除料金(30平米)：平均68,000円

業者によって価格帯は前後し、安価なところでは4万円台〜、高額になると20万円ほどと、価格が大きく前後します。サービス内容についても、薬剤の種類やスチームの有無など様々です。茨城県は、トコジラミ駆除業者数が少ないこともあり、駆除料金の平均金額が高めにでています。

茨城県のトコジラミ駆除ならタクセル

害虫駆除業者は、トコジラミの生態や繁殖の特徴を熟知し、状況に合わせて適した駆除を行います。被害の起こっている現場から、痕跡や生息・潜伏している場所を的確に発見します。その後、発生の状況に合わせた施工プランをたて、お客様の生活環境へのアドバイスまで一括で行うことができます。
タクセルは365日24時間全国各地で対応しています。但し、地域によっては別途交通費を頂戴する可能性がございますので、まずはお問い合わせください。

茨城県は、現状はトコジラミ被害の保健所などへの相談件数は多くはありません。しかし、今後海外からの観光客数が増加していくと、トコジラミの持ち込みリスクも高まっていく可能性があります。

トコジラミは一度発生すると次々と繁殖するため、早めの発見と駆除が肝心です。「見慣れない虫がいる」「壁に小さなシミができている」等、少しでも異変があったら、すぐにご相談ください。