鳥取県のトコジラミ駆除・対策
鳥取県のトコジラミ被害状況
トコジラミの相談件数は、全国的に増加しています。主な原因は、海外からの訪日観光客の増加や、日本人の出国者増加に伴う帰国者の増加です。海外で荷物などに付着したトコジラミが、日本に持ち込まれ、日本で繁殖しているのです。
鳥取県でもトコジラミは確認されていますが、保健所などへの具体的な相談件数は公表されていません。
2020年頃からコロナウィルス感染症の蔓延により、一時は国外への移動が制限されていましたが、2022年頃から規制が緩和され、自由に海外を行き来できる世の中に戻りつつあります。
鳥取県においても、海外からの観光客増加によって今後トコジラミの相談件数が増えていく可能性があります。
鳥取県の外国人観光客の推移
外国人観光客の推移から、鳥取県におけるトコジラミの増加リスクを考察します。
2007年から2019年までの間は、右肩上がりの成長を続けていました。しかし、2020年に新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し、鳥取県も例外ではなく、外国人宿泊者数は前年比68.7%減という大幅な減少を記録しました。
2021年以降は徐々に回復傾向にあり、2022年には2019年比で35.7%減まで回復しました。
鳥取県は、鳥取砂丘や砂の美術館、大山など、外国人観光客に人気の観光地を多く擁しています。また、近年は外国人観光客向けの観光案内やイベントも充実しており、外国人観光客の誘致に積極的に取り組んでいます。
今後、鳥取県の外国人延べ宿泊者数は、新型コロナウイルス感染症の収束に伴い、再び増加していくことが予想されます。
鳥取県で特にトコジラミに注意すべきエリア
前述の通り、鳥取県では保健所などへのトコジラミの相談件数を公表していませんが、訪日外国人の多さからトコジラミのリスクが高いエリアを推察することができます。
鳥取県統計年鑑によると、2022年の外国人宿泊者数(延べ数)は以下のとおりです。
- 鳥取市: 約2万人
- 倉吉市: 約1万人
- 米子市: 約0.5万人
- 岩美町: 約0.4万人
- 北栄町: 約0.3万人
鳥取市は、鳥取県の県庁所在地であり、鳥取城や砂丘などの観光スポットがあります。
また、白壁土蔵群や三徳山三佛寺投入堂などが有名な倉吉市や、水木しげるロードや湊山公園などが有名な米子市も人気です。
上記エリアは魅力的な観光地である分、トコジラミの持ち込みリスクも高いと考えられます。
鳥取県の気候条件から推察するトコジラミのリスク
トコジラミは15度以上あれば繁殖可能と言われていますが、活動しやすいのは気温25度・湿度60%以上の環境です。
鳥取県におけるトコジラミの活動のしやすさを考察するため、鳥取県の気候条件を調査しました。
月 | 平均気温 (℃) | 平均湿度 (%) |
---|---|---|
1月 | 4.7 | 72 |
2月 | 6.2 | 71 |
3月 | 9.7 | 68 |
4月 | 14.4 | 67 |
5月 | 19.0 | 71 |
6月 | 23.1 | 74 |
7月 | 26.9 | 77 |
8月 | 28.2 | 78 |
9月 | 24.4 | 75 |
10月 | 18.9 | 72 |
11月 | 13.2 | 70 |
12月 | 7.3 | 71 |
国土交通省気象庁「松江(鳥取県)平年値(年・月ごとの値) 主な要素」より作成
鳥取県は山間部と沿岸部で気候が異なります。山間部は冬は寒く夏は涼しい傾向にあり、沿岸部は冬は比較的温暖で夏は暑い傾向にあります。
特に気温が上がる6月から9月にかけて、トコジラミが活発に繁殖する気候条件が揃いやすい時期といえます。
鳥取県のトコジラミ駆除料金について
鳥取県のトコジラミ駆除料金の平均は下記の通りです。
トコジラミ駆除料金(30平米):平均68,000円
業者によって価格帯は前後し、安価なところでは4万円台〜、高額になると20万円ほどと、価格が大きく前後します。サービス内容についても、薬剤の種類やスチームの有無など様々です。鳥取県は、トコジラミ駆除業者数が少ないこともあり、駆除料金の平均金額が高めにでています。
鳥取県のトコジラミ駆除ならタクセル
害虫駆除業者は、トコジラミの生態や繁殖の特徴を熟知し、状況に合わせて適した駆除を行います。被害の起こっている現場から、痕跡や生息・潜伏している場所を的確に発見します。その後、発生の状況に合わせた施工プランをたて、お客様の生活環境へのアドバイスまで一括で行うことができます。
タクセルは365日24時間全国各地で対応しています。但し、地域によっては別途交通費を頂戴する可能性がございますので、まずはお問い合わせください。
1R:¥33,000〜(1回のみスポット施工)
1R:¥66,000〜(2回施工+1ヶ月保証)
鳥取県は、現状はトコジラミ被害の保健所などへの相談件数は多くはありません。しかし、今後海外からの観光客数が増加していくと、トコジラミの持ち込みリスクも高まっていく可能性があります。
トコジラミは一度発生すると次々と繁殖するため、早めの発見と駆除が肝心です。「見慣れない虫がいる」「壁に小さなシミができている」等、少しでも異変があったら、すぐにご相談ください。